日本在来種:対州馬(たいしゅうば)

対州馬とは

日本在来種:対州馬

対州馬(たいしゅうば、たいしゅううま)は、対馬(長崎県対馬市)を中心に飼育されてきた日本在来種の馬で、坂路への適応と温順な性質を特徴とする。
体高はオスが平均127cm、メスは125cm程度。日本在来馬として知られる8種のうち、北海道和種など3種は中型馬、トカラ馬など4種は小型馬に分類されるが、対州馬はその中間に位置する。

他の日本在来馬と同様、ポニー種に分類される小柄な馬だが、険しい山道の多い対馬にあって、かつては農耕や木材・農作物・日用品等の運搬に活躍し、生活に欠かせない存在であった。
頭部がやや大きく、目は大きくて円く、き甲は高く長い。
毛色は対州馬本来の毛色は青毛とされていたが、現在は鹿毛系が多い。青毛、栗毛がこれに次ぐ。
山道での使役に適するように改良されたためか、胸幅が狭く、抱きが細いので、子どもや小柄な人などにも乗りやすい。

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