軽種:アンダルシアン(Andalusian)
アンダルシアンとは
アンダルシアン(Andalusian)は、スペインのアンダルシア地方原産の馬である。
700年代にこの地方土着の馬と、北アフリカのバルブ種が交配されたものと言われている。
アラブ、バルブに次いで世界の馬の品種改良に貢献した。
カルトゥジオ修道会の修道士に保護された結果、現代にその姿が伝えられたという歴史を持つ。
毛色は大部分が芦毛だが鹿毛や青毛も認められ、頭部は中等度の大きさで頸はたくましい。
胸は厚く、背は長めで、豊かな尾の毛とウエーブのかかったたてがみに特徴がある。アメリカ大陸原産馬やリピッツァナーの基礎となった。
アンダルシアの中でも、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ一帯では今もアンダルシア馬の飼育が盛んで、王立アンダルシア馬術学校があり、馬祭りもある。