馬の特徴:馬体各部の名称
馬体各部の名称について
馬の体は各部位ごとに名称がついています。
下図「馬の外貌」を見ながら各部位ごとの名称を調べてみましょう。
馬の外貌
馬体各部の名称
- 1前髪(まえがみ)
- 2鼻梁(びりょう)
- 3鼻孔(びこう)
- 4鼻(はな)
- 5上唇(じょうしん)
- 6下唇(かしん)
- 7頤(おとがい)
- 8頤窪(おとがいくぼ)
- 9頬(ほお)
- 10咽喉(いんこう)
- 11項(うなじ)
- 12たてがみ
- 13頸(くび)
- 14肩(かた)
- 15肩端(けんたん)
- 16胸前(むなまえ)
- 17き甲(きこう)
- 18背(せ)
- 19腰(こし)
- 20肋(ろく)
- 21脾腹(ひばら)
- 22腹(はら)
- 23腰角(ようかく)
- 24尻(しり)
- 25腿(たい)、股(また)
- 26臀(でん)
- 27臀端(でんたん)
- 28尾根(びこん)
- 29尾(お)
- 30肘(ひじ)
- 31前腕(ぜんわん)
- 32腕節(わんせつ)
- 33管(かん)
- 34球節(きゅうせつ)
- 35繋(つなぎ)
- 36蹄(てい)
- 37蹄冠(ていかん)
- 38膝蓋(しつがい)
- 39下腿(かたい)、脛(すね)
- 40飛節(ひせつ)
- 41飛端(ひたん)
- 42附蝉(ふぜん)、夜目(よめ)
- 43陰筒(いんとう)※牡のみ
馬の測尺部位
- 1 体高
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馬の身長のことで、馬を正しく立たせ、き甲の一番高いところ(頂点)からの垂線を測ります。
- 2 胸囲
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き甲の頂点よりは少し後方部分から、帯径(おびみち:鞍を着ける際に腹帯が通る部分)に沿って、垂直に輪切りをしたように胸郭に巻尺を巻いて測ります。
息を吸ったときの値と吐いたときの値の中間値をとります。
- 3 管囲
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通常、左前肢の管部の中央に巻尺を水平に横断するように巻いて測ります。
計測する部位に骨瘤や傷などある場合は右前肢で計測し、「右◯◯cm」と表示します。
- 4 体長
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肩端(けんたん)から臀端(でんたん)までの長さを測ります。