重種:ブルトン(Breton)

ブルトンとは

重種:ブルトン

ブルトン(Breton)は、馬の品種の1つで重種に分類されるフランス、ブルターニュ地方原産の中量級の輓用馬。
体高150~160cm。日本の輓用種改良にも多用されている。優雅なトロットが特徴。
ブルターニュ地方の在来種にペルシュロン、アルデンネ、ブーロンネなどを交配して作り出された。

毛色は鹿毛に近い糟毛、ブルーローン(黒にと赤褐色の被毛が混じる)、栗毛。頸は短く、胴は太くてたくましい。距毛は少ない。
断尾の習慣があるが、これは馬に軽快な印象を与えると同時に、手綱が尾の下に巻き込まれないという実用的な意味もあった。
北海道のばんえい競馬に用いられている馬にはペルシュロンとともにこの品種の血が多く含まれている。

本品種は「ポスティエ・ブルトン(Postier Breton)」と、「トレ・ブルトン(Trait Breton)」に分けられる。
ポスティエ・ブルトンにはノーフォーク・ロードスターの血が混じっており、体高は150cmまで。優雅なトロットが特徴的で客馬車を引く馬として用いられてきた。
トレ・ブルトンの体高は160cmまで。主に食肉用として生産されている。

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