馬の特徴:旋毛

旋毛について

旋毛(せんもう)とは毛が傾斜して生えており毛流ができてその中心部が渦巻き様を呈しているものを指します。いわゆる「つむじ」です。
旋毛は出生時から一生変化せず、個体を識別する際にも利用されます。
旋毛はおおよそ7種類有ることが知られていますが、実際にはそれらが複合し、複雑な形状をなす場合もあります。

旋毛の部位図と旋毛部位の呼称

旋毛の部位図
1 珠目(しゅもく)

「両眼盂(がんう)」の上線より鼻梁中央に至る間の旋毛で、眼の上線より上にあるものを「珠目上(うえ)」、目の上線と下線の間にあるものを「珠目正(せい)」、眼の下線より下にあるものを「珠目下(した)」と記載する。
2個以上ある場合はその数を、珠目のないものは「珠目欠(けつ)」と記載する。

2 華粧(けそう)

鼻梁中央より鼻孔に至る間にある旋毛。

3 頬辻(ほほつじ)

頬にある旋毛。

4 轡搦(くつわがらみ)

頬の前縁より口角に至る一円にある旋毛。

5 吭搦(ふえがらみ)

咽喉及び、頸の下縁「頸溝(けいこう)」より下で、「頭礎(とうそ)」から下、頸の上約三分の一以内にある旋毛。

6 髪中(かみなか)

「たてがみ」の生え際より約3cm以内で、耳下より「き甲」前端に至る部位にある旋毛。

7 頸中(くびなか)

頸にある旋毛で、吭搦、髪中、波分の部位を除く部位にあるもの。

8 波分(なみわけ)

頸の下縁(頸溝より下)で、頸礎から上、頸の下約三分の二以内にある旋毛。
長さ約10cm以上のものは「波分長(なが)」という。

9 双門(そうもん)

胸前両側上部にある旋毛。

10 浪門(ろうもん)

胸前中心線上約3cm巾以内にある旋毛。
浪門(双門)が波分の部位まで長く伸びていても、波分長はとらない。
波分と浪門(双門)との区分は旋毛の中心がある部位を起点として採徴する。

11 柏生(はくせい)

胸前両側下部にある旋毛。

12 押(おさえ)

「き甲」にある旋毛。
部位と数により「押左(右)」、「押二」というふうに記載する。

13 鐙端(あぶみばな)

肩の後縁と「帯径(おびみち)」の間にある旋毛。

14 初地(しょち)

「前膊(ぜんぱく)」以下球節上縁までにある旋毛。

15 芝引(しばひき)

「肋(ろく)」の後縁より腹に至る部位で、肘と後膝とを結ぶ線より上方にあり側面より見える旋毛。

16 芭蕉(ばしょう)

「脾腹(ひばら)」にある旋毛。
旋毛の中心が腱下縁より約10cm以上上方にあるもののみ「芭蕉上(のぼり)」として記載する。

17 骨正(こっせい)

芭蕉の下方にある旋毛。

18 後双門(うしろそうもん)

「臀(でん)」にある旋毛。

19 沙流上(さるのぼり)

飛節上縁より、球節上縁までにある旋毛。

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