馬の種類について
馬の分類方法について
馬の分類方法に関してはいくつかの方法があります。
たとえば動物分類学的には「ウマ(正確にはイエウマ)」という単一の種となっています。
現在は主に血統に基いて分類を行うのが主流となっていますが、専門的には200以上の分類方法があるそうです。
ここでは体格によって大きく5種類に分け、各品種の解説をしています。
1.軽種
主に乗用や、乗用の馬車をひくために改良された品種で、軽快なスピードとある程度の耐久力をもつように改良されている。多くがアラブを母体としている。
2.中間種
軽種と重種の中間的な性質を持ち、軽快さと比較的温厚な性質を持つ。競技用スポーツホースから軽馬車を引く馬まで用途に合わせていろいろな品種がある。
3.重種
主に農耕や重量物の運搬のために改良された品種。中世ヨーロッパでは重い甲冑を着込んだ重装備の騎士の乗馬とされた。
ばんえい競馬で用いられているのは、この重種でもペルシュロンやベルジャンの混血馬や、これらと北海道和種などの在来種の混血(重半血)が多い。
- 主な重種馬
4.ポニー種
ポニーは、大人になっても体高(き甲までの高さ)が147センチメートル以下の馬の総称である。